人生が上手くいかない理由

 

上司と上手くいかず、何度も仕事を辞めてしまう。

幸せな結婚になりそうになると、断ってしまう。

同じことを繰り返す。

人生が上手くいかない、不幸でいることが起こります。

本人には自覚はないことが多い。

なんで、いつもこうなってしまうのだろう?

そういう人は、子供の頃に「不幸でいる」と決めたのかもしれません。

目 次

「不幸でいる」と決めたことを忘れる

子供の頃、とても辛い思いをした。

その時に強く念じたことが、大人になった今も人生を左右する。

そういうことが起こります。

それは「復讐心」

復讐は、極端な形で現れやすい。

仕事で成功している人の中に「見返してやる」思いから、懸命に働いて成功している人がいます。

復讐の多くは「不幸になることで復讐」を選ぶ。

「最大の復讐は、幸せにならないこと」

多くの場合、復讐する相手が両親だからです。

 

あなた(親)の育て方が悪いから、私は駄目な人間になった。

不幸なところを、親に見せつけてやりたい。

その時は、そう思ったのでしょう。

すっかり忘れています。心は不思議です。

現在は家庭を持ち、両親と普通に会話をしている、親を安心させようとしていてもです。

本人が、幸せになろうとしていたとしても。

それが無意識で復讐が続いている。

いつの間にか、幸せにならない様にしている。

無意識は強力で、幸せになりそうになると、そうならない方向になぜか行ってしまう。

自分の心を見つめたり、カウンセリングを受ける機会がないと

なかなか気が付くことができないで、一生を送ることもあります。

子供の頃、復讐を誓ったことがないか? 思い出してみましょう。

両親との辛かった思い出の中にあるかもしれません。

癒されていない感情に、時間は関係ないのです。

復讐心に気が付くために

少し身近に、気が付くチャンスはあります。

ふとした言葉から、復讐心が分かることがある。

子供の頃の両親のことを、じっくり思い出します。

「親父のせいで・・・」あの「母のせいで・・・」

自覚なしに、口走ったりするのです。

私を傷つけた、あの人が悪い・・・

親が愛さなかったから、私は不幸になった。

復讐を続けるには、自分が被害者でいる必要があります。

私が幸せに成功したら、酷い親を罰することができなくなります。

自覚できないまま、率先して不幸を選んでいる。

許せばいい 、でも簡単にできないから困ります。

両親の思いに浸ってみる。

あまり感じたくない、封じ込めた感情を感じる。

怒りを感じることが、入口になります。

まったく怒れない、感情が分からない時、カウンセラーの力を借りましょう。

復讐心の見つけ方

父への復讐の場合は、仕事に表れやすい。

やりたい仕事が見つからない。

職場で主体的になりにくい。

人と協調するのは難しいので、職場で孤立している。

身近に苦手な人が現れることは多い。

特に、目上の上司

あなたに指示を出したり、世話を焼ける立場の人。

何か思い当たることはあるでしょうか?

父の権威を嫌っている時に起きやすいことです。

目上の人に、親の影を見ているのです。

 

私の場合、絶対的な父でした。気楽に話せない。

権威ある人は、人を不自由にさせると信じていました。

嫌な上司や職場があるのではなく

自分が上司を嫌っていたり、束縛されることを嫌っていた。

成功しない様にしていた。

上司に父の姿を重ねていました。

まずは気が付くこと。

自分の心を意識できると、幸せに舵を切れる様になります。

許したくない人を許す理由

子供心に傷つけられた。

当時は父と話をしない、無視すると決めた時がありました。

傷つけた父が悪い、私は被害者でした。

父のせいで、私はこんな風になった。

あの人を許すと損してしまう。

私が、欲しかったものは何でしょうか?

家族団欒。父との交流で理解して欲しかった。

父は寂しい気持ちがあったのかもしれません。

復讐で手に入にしたのは、寂しさの上塗り。

復讐を続けると、欲しいものは手に入りません。

被害者を続けるのに、不幸でいる必要があります。

許せるかどうか迷うとしても、あなたが欲しい状況に近づいた方が良いでしょう。

それは、不幸で居続けることではないはずです。

 

私は数年前「父のせいで」と呟いてしまってハッとしました。

許したはずが、復讐心は残っていた。

許し続ける、心を見つめ続ける。

許せないが残ると、自分を不幸にします。

許せない人がいたら、許すのは自分の幸せのため。

許せない人を許すと思うと、自分だけが損をする感じがするかもしれません。

許せないでいたことが、知らない間に自分を縛っていたと気づいたことがあります。

私の父は、家族の話を聞こうとしなかった。

父の様になるものかと思ったことがあります。

ですが私自身、身内の話を聞くのは苦手でした、父と似た自分に気がついた。

人を裁いていると、自分に跳ね返るものですね。

幸せになることを禁じていた。

復讐は、自分の幸せを禁じると同じこと。

許すのは、自分の鎖を外して自分が自由になるためです。

許せない人を許すのが、幸せに近づく方法。

身近に苦手な人が居る場合、その人の関係から見つめるのもいい。

許せない両親を、その人を通して見ているからです。

 

許せない人を、独りの人として見る

親を独りの人として見ることは、なかなか出来にくいことです。

30・40才以上になり、自分が親の年齢になればやってください。

両親のことに心を向き合いだして 私がしたことは

父母がどんな子供時代を過ごしたか? いろいろ聞くようにしました。

父は話すのは嫌い、 主に母から聞きました。

気がついたのは両親は、大変な子供時代だったこと

独りの人として苦労したこと

 私に近い 心の傷を持っていること 

心の傷を代々 引き継いでいること

私が当時の親と同じ歳になっても、 両親に期待していたことに気がつきました

親というよりも、人として多少は難があっても、批判するには当たらない

感謝することが多い。

両親の子供時代の話、 機会があったら聞いてみてください。

復讐に気がついたら許しましょう。

子供の頃の辛いことを思いだし、怒りを感じましょう。

怒れないと、許しに至りません。

幸せに向かいたいことが望みなら。

まとめ

 

〇人生が上手くいかない時、復讐について思ってください。

 復讐は、子供の頃に強く思ったことが、人生を左右する思いとして残っていること。

 

 

〇ネガティブな感情は、感じるのが辛いので感じない様に封じ込めています。

 何十年経ったとしても、それは残っている。昔の思いを開放してあげましょう。

 

〇辛い思いを感じることができれば、許しに向かうこともできます。

 被害者で居続けるのは止めましょう。幸せになる道です。

 

 

モトでした。

 

コメントを残す