不安で仕方がない、どうしたらいい?

不安は、避けたい感情

多くの場合、お化けの様に誇張してしまい、拡大させてしまうもの。

自分が不安かどうか、気が付く前、自覚せずに、行動してしまうこともあります。

買いだめをしたり、なんとか安心したいと奔走する。

ですが、不安を見ることができるなら、影に怯えていたと気がつくことはできます。

勇気を出して、不安を見てみれば、あなたを脅かすものではないということは多いのです。

最初に、感情に敏感な人もいれば、感じない人もいます。個人差が大きい。

感じない人は、いつのまにか感じることを拒否していたり、

傷ついた経験があって、辛い思いはしたくないと、感じないと決めたのでしょう。

感情の起伏が激しい人は、敏感な人です。

感じないこと、敏感なことは、駄目なことではありません。

感情は、対処の仕方を学校では教わらない。

なにも分からないので、悩みになります。

対処の仕方を知ることで、楽に生きるヒントになるのです。

 

目 次

感情から起こる問題

不安から居たたまれず、独り言を言う。たくさん買うことで、安心しようとする。

もっともなことだと思います。

怒りも同じ、我慢しきれずに怒鳴っている、手が出てしまう。

仕方ない様にも思えます。

ですが、身近な人でそんな状態が長く続くとしたら、負担に感じることでしょう。

嫌な気持ちは、誰でも感じたくはありません。

唯一の方法は、なんとか我慢することかもしれません。

問題を起こさない様に、我慢するのでしょう。

感情は爆発するか、我慢するしかない。

多くの人は、そう思っているかもしれません。

無意識になってしまう、理由は考えられないかもしれません。

それでも対処方法はあるのです。

感情は自分自身ではない

はじめに、大事なこと。

感情は自分の一部ですが、自分自身ではありません。

 

感情を、乗馬に例えることはできます。

感情と私の関係は、馬(感情)と騎手(私)に近いのです。

馬の性質を分かった上で操れば、ベストなパートナーになれます。

ですが、馬のことを何も知らないと、乗るのが怖くて仕方がありません。

馬(感情)に操られてしまいます。

私と感情は、一体に思えますが、実は違うのです。扱えます。

上手く乗れないからといって、乗り方を覚えればいいこと。

感情の悩みは、感情を知ることが、とても大切になります。

ですから、あなた自身が問題を起こすと思う必要はありません。

感情の対処を知らなかっただけです。

 

感じること、反応することは分けられると知られていない。

難しいことに感じるかもしれませんが、

感じることは自然なこと、その場で反応して行動するのか、どうか?

反応する前に気づくことができれば、極端な行動は止めることはできます。

 

反応を抑える方法

今度は、感情と私の関係を、海の波打ち際での遊びに例えてみましょう。

波(感情)は、一定時間で大きくなったり、小さくなったりします。

波打ち際で遊んでいると気が付きますが、突然、大きな波が押し寄せることがあります。

その波が、感情の波です。

大波が来た時は、注意して後ろに引き、巻き込まれるのを防ぐことはできます。

通常、感情に飲み込まれることが嫌で、波から遠く離れてしまったりします。

なにも感じない様にするのです。

いつも、飲み込まれることに任せるのではなく

波(感情)を感じながら、飲みこまれないように、大波が来たら距離をとる。

また波が収まったら、波打ち際に戻ればいいのです。

 

感情の特徴、いつも我慢することが癖になっていると、飲まれやすくなります。

いつも穏やかな人が、突然切れてドロップアウトするといった態度になります。

感情は、感じると燃える。我慢していると、溜まり続けます。

ネガティブな感情を思う自分は、悪い人間だと感じたり

感じることが、辛くて感じないことに決める。

どちらも、爆発しやすい状態を作ってしまいます。溜まっていくのです。

日頃から、波打ち際で感じる様にすれば、溜まりにくくなる。

どんな感情を感じても、あなたは悪くはありません。

独りで静かに、感じることはできるのです。

 

不安の場合、妄想から拡大させてしまうことが多い。

不安の理由をしっかり見つめたらいい、対処方法を上げてみましょう。

ネガティブな感情を、感じることは悪いことではありません。

感じることを止めるのではなく、なにを感じてもいいのです。

感情は、あなた自身ではなく、馬のようなものと書きました。

ひとしきり感じたら、早めに良い気持ちに、切り替えればいいこと。

 

日常で、いつも我慢している、無理していると感じたら、自分に優しくしてください。

辛いと弱音を吐くことを禁じていたら、溜め込んでしまいます。

無理をしすぎない、自分を労ることは、感情を溜めないためのポイントになります。

人間関係では、不安は止めどもない様に感じますが

人のいる場で声を上げたり、行動に移さないことが大事。

その場から離れて、自然な形で独りになる、席を外す。

あなたの感情は、あなたが感じるもの、相手は引き金を引いただけ。

相手を自分の思い通りにすることはできません。

爆発して反応することが、人間関係をギクシャクさせることになるからです。

 

不安を紙に書きだしてみる

以前、トイレットペーパーを買いだめされた方が多くいました。

無くなっては困る。確かに少しは困るかもしれません。

ですが、冷静になって考えれば、命や生活に支障がないことはわかるでしょう。

他の紙や方法はある。ウォシュレットもあるかもしれません。

不安は、見ないことで拡大していきます。

紙が無いとしても、どんな対応ができるのか、大丈夫な方法はあるのか?

正しい知識を探してみる。

少し不安を見ることができれば、不安を拡大させることは防げます。

本当は安全なのに、自分をコントロールできなくなった。

影に怯えていた。不安を見る勇気があれば、正しい情報を集めてみれば

大したことはないと分かります。

 

心には癖があります。

不安になった時、勇気を出し、不安を見る。

感じることで、不安は減っていきます。

情報を選んで、少し疑って、複数集めてみる。

安心感や安定感は増します。

感情は、トレーニングすることができます。

トレーニング・プログラムがあるのです。

感情を知り、体感することで、無意識に光を当てることができます。

 

まとめ

  • 不安は、勇気を出して見ること、正確な情報を集めることが大事。
    よく調べてみる、人に聞いてみる。

  • 妄想から不安を膨らませていることが多い。感情は、自分自身ではない。
    反応するか、我慢する以外の対処はできる

  • 感情はトレーニングすることができる、安心感、安定感につながります。


    モトでした

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