空気を読むはビジネスに大事な理由

空気が読める、読めないは言い方が変わっただけです。

日本は昔から「以心伝心」言わなくても分かると言ってきました。

言葉を変えると「人の気持ちが分かること」です。

気をつかえる、察するという意味もあるのでしょう。

言いたいことが言える上に、空気も読めるとビジネスにプラスの時代です。

一般的に言われる「空気が読めない」は、人の気持ちに鈍感で嫌われる

そんな意識で言うことが多いのかもしれません。

私がお勧めするのは、少し高い意識付けです。

言いたいことが言えることが前提にあります。

伝えられない怖さから「空気が読める様になりたい」としたら、そこには誤解はあります。

人に嫌われたくないとしても、全ての人に好かれることはできません。

そんな場合は、なぜ気持ちを伝えられないかが本当はテーマかもしれません。

言えないと悩む人は、基本的に優しい人、自信を持っていいのです。

その人から、意見を求められることがあるかもしれません。

人と意見が合わないことはあります。

グローバルな時代は、意見を言わないことが問題を作ってしまうことがあるからです。

穏便な態度だけでは、対等な関係を作るチャンスを逃すことがあります。

 

目 次

なぜ空気を読むといいか

なぜ「空気が読める」といいのでしょう?

私は仕事のできる上司の立場、部下をもつ方に「空気読める」様になって頂ければと
お勧めしています。

目的の達成のためにプラスに働き、全体の幸せに寄与するからです。

仕事ができる人ほど、人の気持ちに関心が薄い人はいると感じることがあります。

「仕事に感情を持ち込むな」と言う方がいます。使い方の問題でしょう。

言われたことだけをやり、売上げだけを追求していた時代は

人の感情を無視しても、ある程度は上手くいったのかもしれません。

人の気持ちに鈍感になることで、意見を出しにくい挑戦しにくい職場になるとしたら

社員からクリエイティブな発想や、建設的な提案は出にくくなるとしたら

感情に敏感になることで、話しのしやすい環境ができたり、全体のモチベーションは上がるとしたら。

空気を読み、人の気持ちに敏感になる意義は大きいのではないでしょうか。

例えば、仕事にマイナスの意見が出た時、穏やかに聞く耳がある上司には意見を出しやすくなります。

意に沿わない意見は、いつも抑え込んでいると、次第に意見は出ない職場になります。

目に見えない部分ですが、
目標に向かう時、人の気持ちに関心を持つと全体のモチベーションが上がりやすくなります。

積極的なコミュニケーションは前提

いくら察すると言っても、話しを疎かにしないことです。

人の気持ちに寄り添うは、察して話さないとは違うことです。

まずコミュニケーションを大事にしたい、それが優先することです。

気持ちを察するのは、話しより正確ではありません。

話しても上手く伝わらないことは多い、確認することが前提になります。

話すことが苦手な人もいます。配慮もできるといいですね。

いつも冷静な対応は、話しは伝わりやすくなる

その場では感情的にならないことで、コミュニケーションは円滑になります。

変化することは誰もが怖いこと

具体的な例で話しましょう。

次々に新しい企画を立てるポジティブな社長は、マイナス意見を言う部下にイライラすることがありました。

マイナスを言う人がいるから、仕事が進みにくいと考えて、その人の意見を封じました。

そんな時の社長は「空気の読めない人」になっています。

目標に向かうことが、みんなの為になるとしても、誰もが変化するのは怖いことです。

仕事の進行を邪魔されたのではなく、貴方に代わって怖れを感じ、勇気をもって意見を出していた。

それが失敗しない予防線になり、本当にやった方がいいことか?

検討する機会を与えていた、そんなふうに取ることも出来ます。

社員さんのやる気が高まらない時は、なぜ、やらないかではなく、やる気を止めている感情はなにか?です。

変化する怖さに寄り添った上で、進んだ方がいい理由を再度伝えてみる。

上手くいかない可能性に耳を傾けてみることで、さらに確実な仕事になります。

空気の読める上司は、どんな意見が出ても冷静に対応できる人です。

自由な意見を出しやすく、グループ全体のやる気を向上させることができます。

感情が分からないと、グループ全体のモチベーションをマネージメントするのはできなくなります。

「部下のやる気が足りない」と悩む人は、人の気持ちに関心がないことは理由かもしれません。

「人の気持ちや行動に感心をもつこと」から初めましょう。

どうなったらいいかを大切にする

仕事のできる人ほど、完璧主義になりやすい傾向はあります。

いい仕事がしたいのは誰もが望むことでしょう。

ミスが起きた時、失敗した人を責めてしまうことがあります。

ミスが起きた原因を、人だけに責任を押し付ける。

その場は安心できますが、ミスは減らないばかりかモチベーションは落ちてしまいます。

ミスが起きないために、どうしたらいいか? という視点が不足していたからです。

人に責任を転嫁する前に、ミスが起きにくい環境にできる「どうなったらいいか」の配慮が必要です。

失敗を責めない対応が、新しい挑戦ができる職場を作ります。

上司は気持ちに余裕があると、人にいい対応ができます。

上司は人格を求められる時代

誰でも、気持ちに余裕がない時、いい対応ができないものです。

いつでも余裕をもつというのは、簡単なことではないのかもしれません。

お伝えしたいのは、感情はトレーニングすることで安定できることです。

感情は癒しの鍵のコラムで、いろいろな観点からふれています。

怒りを感じること、表現することは分けられます。

感情のことが分からない時、あまり意味が分からないかもしれません。

怒りの対処が幸せに進む鍵などの記事をぜひ参考にしてください。

感情はトレーニングは、落ち着きを手に入れられます。

感情は癒しの鍵コラム リンク ぜひご一読ください。

 

まとめ

○上司の方は、部下の方の気持ちに関心をもってみる

 人の感情に気を配ること、人に落ち着いた対応をすることで、全体のモチベーションも高めることはできる。

 

○どんな意見を言っても許される職場は、自由な発想が生まれやすい

 

○感情はトレーニングで学ぶことが出来る、より安定した精神状態を作ること

 職場全体にも寄与できる。

 

モトでした

 

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