優柔不断な自分を責めてしまう

 

「優柔不断」を例に挙げて、性格の悩みの扱い方をお話しします。

自分で自分の価値を、認めるのは難しいことかもしれません。

心の世界では、自己承認と言ったりします。

例えば あなたが、優柔不断ですぐに決められなかった、

そのことを指摘された上、女性なのに おじさんぽいとまで言われ傷ついた。

それでも、あなたは「私が悪いです、すいません」と言われた。

 

そんな時の 対処法は2通りあります。

目 次

一つは、欠点と思うところを努力で克服すること。

優柔不断では、仕事に支障があるという時

仕事に関して、早い決断できるトレーニングをするのは意味があることです。

機転が必要なこともありますが、前もって準備をすることで

決断が早くなることがあります。

機転のなさを、カバーする方法はあります。

一度失敗したとしても、その時のこと

次に、気を付ければいいのです。

あなたの人格が否定された訳ではありません。

言われたことを切掛けにして、もっと仕事の出来る人になる

向上心にも繋がります。

 

あなたの全部を変える必要はないです。

仕事に差し支えなければればいい。

忘れてはいけないことは、優柔不断で傷ついた扱いです。

 

鏡リュウジさんの本の一節にありました。

「優柔不断」について

本には「優柔不断でい続けろ!」 と書いてありました。

別な言い方なら

優しくて人の気持ちによりそえる、でも優柔不断な面もある

といった表現になるのでしょう。

性格というのは表裏一体のもの。

「優柔不断でい続けろ」に、こんな意味を感じました。

私は駄目なところもあるけれど、それが自分だね。

ネガティブにとらえがちな人にとって、それでも良いんだ! と後押ししています。

繊細で、力強いメッセージだと思います。

物事は見方です。

良い面に光を当てる

良くないと思われる点は、駄目でいいじゃないかと思ってみます。

 

もう一つは、欠点と思うことも見方を変えること。

言われた人が大事な人なら、気になると思います。

それでも、悩みにしないことが大事です。

その時は慎重になったり、後悔する心配があったのでしょう。

迷う自分を許すことは大切です。

なかなか物事を決められない人が

それも自分と思えるなら、悩みにはならないはずです。

私って 人に合わせたり、迷って決められないこともあるけれど、それが私らしい。

駄目なことかもしれないけれど、受け入れてみようとします。

いつも自分に「すぐに決めないから駄目なんだ」としていると、自分を認めることができません。

支障のあることと、ないことは、分けて思っていいのです。

大概は無意識に、自分を痛め悩みにしてしまいます。

人を責めている時に、気がつきたいこと

私は、人に毒づいたことがあります。

誰かに怒る時、自分の心に問題はありました。

言っている時は、気がつきません。

自分の嫌いな所を、鏡の様に人に映し出すことがあります。

例えば、優柔不断な要素をもつ人は、物事をなかなか決めない人が許せない。

なかなか決めない人を見て、イライラする。

自分のことになると「慎重にしているから」と言い訳をしている。

決められない人を見た時に、苛つくほどなら

その人を許すことが、自分を受け入れることになります。

優しい性格から「人に合わせている」

決めるのが苦手なのも私らしい。

そのままでいいのです。

人への非難というのは、

「あいつは悪だ」それは 自分の中の悪を見ている

「傷つけられた」それは 相手に期待していた

「絶対辞めなさい」それは 貴方は変化しないでほしい

必要以上にブレる時は、見たくない自分に反応しています。

それが仕事があり、相手の優柔不断を叱る時は

愛情をもって諭すから、相手の心に響きます。

怒りをまき散らしていたのでは、話しが伝わりません。

自分のことかもしれない、気がついていきましょう。

らしくないは聞き流していい

性格が、おじさんみたいと言われた

女らしくないと言われた。

傷つきますよね。

身体と心は、一つだけと捉える人がいます。

男の身体だから、男らしくあるべき

女の身体だから、女らしくあるべきと言う

相手の人は、女らしい方が愛されやすいと言っているのですが・・・

それは見た目や性格で、決まることではありません。

思い込みからの決めつけです。

誤解しての言葉は、気にしなくていいのです。

見た目や性格は、変えにくいことはあるでしょう。

仮面をかぶる必要はありません。

誰かから言われたとしても、ありのままでいてください。

言葉を真に受けてしてしまうと、男っぽいところを封印しようとします。

人には、立場があります。

○○なんだから、女らしくなくては駄目だ

100ある自分を、50は出ない様に抑え付けて暮らしたとします。

押さえつけると、その人の魅力は半減します。

独りの人の心は、男性的な面と女性的な面の 両方を持ち合わせています。

誰もがです。

無理して、らしさを演じて

周りの人に好感をもってもらえたとします。

どう感じるでしょうか?  素直には喜べないと思います。

演じ続けたなら、苦しさが増すでしょう。

表面的な、男らしさや女らしさに、大人になっても拘っていると気がついたら

ありのまま、自分でいきましょう。

カッコ悪いと思うところも表現する

ありのままを、自分が最初に受け入れます。

おっさんぽくていい。きっと

ある人は、サッパリして活動的

ある人は、ギャップにやられた、

かわいさの中に力強さが魅力という人がいることでしょう

ほとんどの人は肯定的な見方をします。

ノビノビした感じが、伝わるからでしょう。

ありのままで愛されると、信じましょう。

物事に良い悪いを付けている

物事に、良い悪いを付ける、無意識のことでしょう。

親から教わったことから、良い悪いを決めるようになります。

実際は出来事に、良い悪いはありません。

私たちが意味付けしただけです。

いつも良い、悪いを決めている人は、こちらを見て下さい

全てのネガティブな出来事を 自分のせいにしていると、とても辛くなります。

自分の心に、なにか物事が起きた理由があるとしても

そのことに悪や罪はありません。

誰かから、嫌われる理由にもなりません。

すこし引いた場所から、客観的に自分を見るのが理想です。

自分の未熟さを認めてしまったら、駄目な人間になりそうだと思う。

そこを越えて

今に集中して、出来ることを改善していけばいい。

駄目な自分から初めて、問題と向き合えばいい。

一歩づつ行きましょう。

レッスン

○あなたの性格や、人からの指摘を、良い意味に変えるとしたら

 どんな意味になりますか?   そんな自分でいいと思えますか?

 

○人に「私の良い性格は、どんなところだと思いますか?」と

 3人に聞きましょう。

 

モトでした。

 

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