過去の傷を乗り越えるため

私の傷は病でした。病を不幸と感じる人は多いでしょう。

私も過去に病になった時は、人生の目標を見失ったと感じました。

当時ツアーコンダクターの勉強をしていた、長期入院で留学はできなくなった。

病は一生治らないかもしれない。希望の仕事は諦めることになった、将来の進路を見失いました。

目の前は真っ暗、絶望的な気持ちになりました。

何日か泣いた。生きている意味を見失ったと思いました。自分の置かれた状況を受け入れていなかった。

感情を感じることはできない状態でした。

どんな出来事にしても、幸なことか不幸なことか、無意識に判断していると思います。

失ったことは大きいと思うなら、不幸と感じるのは自然なことかもしれません。

 

目 次

受け入れるプロセス

事実や出来事が辛い時は、心を保つために誤魔化す時間が続きました、無意識のことです。

それだけ辛かったのでしょう。病になったという事実があり、通院していました。

事実を認めるのは、人から言われてするものではなくて、自分で認めるしか仕方がないことです。

今思うと何処で認めたという記憶はないのですが、病院にいった時、食事の制限の問題があった時など、意識する機会は多々ありました。

12年の時間が経ち、治すための手術を受けたことは、心から受け入れることになったと思います。

受け入れていない時は、視野が狭くなっていました、不幸と決めた鎖に囚われていました。

自分で視野を拡げることは、なかなかできなかった、仕方ないとも言えます。

出来事を別な視点で見る

傷ついたことを思い出すことは出来ない、また傷ついてしまうからと言います。

私も、ずっと思い出さない様にしていました。

身体が治って、少し大きい目で見れる様になった時に初めて、出来事を客観視できる様に変われました。

例えば「会社をクビになった切っ掛けで、本当にやりたい仕事に出会えた」「障害がきっかけで、新たなスポーツに出会い充実している」「事故にあった病院で、結婚相手に出会った」など、そんな例もあります。

私は「病になったことが切っ掛けで、父を許す気持ちになれた、心のことに興味がもてた」。

失ったと思っていた出来事は、実は自分にとってプラスの変化や財産と言える変化の切っ掛けがありました。

出来事を不幸と決めていた。昔のことを、あえて思い出すのは意味を付け直すためです。

今一度、心をクリアにするため。それでも人に話すのは容易でないこともあります。

心のことに興味を持つうちに、少しずつ受け入れる度量は増えていきました。

人に話すことで変われる

どんなことでも自分の駄目なところ、汚点と思っている事は、人に見せられない、話せないと思います。私は不幸と決めたことは認めていなかった。

誤魔化していることは、あえて口にしないでしょう。

変化する切っ掛けになれたのは、出来事を第三者に話しが出来たことです。

私の体験を、初対面の人に話したのは、あるセミナーの出来事。

出来事の意味を付け直すというワークをした時のことでした。

そのことがあって今がある、確かに病に合った頃は傷つきました。

進路を変えることも起きて大変な思いもありました。今思えば、それがあって今の自分があると言えます。

自分のことを話してみよう、以前は傷にしていたけれど、そんな気持ちになれました。

過去の痛みを思い出さない様にしていたことで、その痛みは残ったままだったのです。

感じなかった感情は、いつまでも残っています。

傷を人に話すことで、痛みを燃やすことができました、自分を癒せました。それは実体験として感じています。

分かることは、出来事に意味はなく、自分の心が不幸と決めて囚われていたことです。長い間縛られていました。

出来事の意味を付け直す

私の学びは出来事に善悪の意味はない、意味をつけていているのは私達ということ。

視野を拡げてみる経過は、必要なプロセスでした。

出来事の意味を付け直しました。

不幸で恥ずかしい出来事と思っていたけれど、自分の人生のスタートだったのではないか? 結果、望む方向転換はできたのではないか? 

何年か経っていると、忘れた方がいいと思うかもしれません。

感じなかった感情は昔のままに自分を縛っています。何年も時間を経ても、出来事の意味を付け直すことに意味はあります。

意味を付け直して、気持ちが軽くなれました。

不幸と思っていたことを、人に話すことは、とても勇気がいりました。時間が掛かるのも、許して良いことです。

話すことで、自分自身のこと、自分の置かれた状況、自分が認めたことを意味します。

もう恥ずかしいと思わなくてもいい、そう自分に言えたと言えます。

誰かのためではなくて、不幸は卒業していい。自分を認めてあげることになります。

隠すことに使っていたエネルギーが無くなり、後ろめたさから解放されることでした。自然と開放的になれました。

人に言えない状態は、隠すことに気持ちがいきます。

人と関わらない。隠すことが減っていると、新しい出会いにも、恐れが減っていきます。

新しいことに触れてみようと、挑戦する気持ちになりました。

過去の傷を乗り越えるのは、傷にしなくて良いと自分に宣言することです。

ネガティブな感情を扱えると知ったことは大きい変化でした。

出会いのタイミングということもあると思います。

どんな思いでも感じることで、癒すことが出来る。そういう時に、思い出す機会が巡ってくるものでしょう。

過去の体験を話せる勇気が、前に進めてくれるものです。

 

まとめ

  • 過去の傷や出来事に、プラスの意味を付け直してみる
  • 過去の出来事を人に話すのは、自分を承認することになる
  • 傷を感じて燃やせたとき、心は解放されていく

 

レッスン

  • 過去の出来事を一つあげて、ポジティブな意味を付け直してみましょう。

 

モトでした。

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